まさか、勝手にアレンジしてないですか?
みなさん、おはようございます!新型コロナウイルスの流行によって、以前よりも「おうち時間」が増えた方多いのではないでしょうか?
「おうち時間」をつかって色んな事にチャレンジする機会が増えましたね!時間に余裕ができたので、DIYを始めた方・習い事を始めた方・家族のだんらん時間が増えた方・趣味の幅が広がった方、いろいろあると思います。
中でも老若男女問わずチャレンジする方が増えたのが、料理だそうです。産地にこだわった素材選びに始まり、下準備、下ごしらえ、調理、器選び、盛り付けまでの一連の流れがセットになっています。調味料・調理器具のメーカーまでとことんこだわる場合もあります。一つでも工程を飛ばすと満足できる完成になりません。
それと同じ事が職場でも言えます。安全にのっとり決められた作業工程マニュアルがありますよね。マニュアルには機械の操作手順、危険物の取扱い方、道具の正しい使い方など細かく決められています。
ひょっとして作業工程、手順、段階を勝手に簡略化したりアレンジしてませんか?
「たぶんなくてもいいだろう」という勝手な判断で道具を別のものに変えたり、作業工程を簡略化したり、注意事項の確認作業を省いたりすることによって大きな事故や災害につながります。
私事ですが、学生時代の話です。
牛乳入れるだけで簡単に作れるブラウニーのお菓子作りキット を購入し作った事があります。きっちり牛乳を計らず、適当な量の牛乳を入れて材料を混ぜてオーブンで焼いたところ、厚さ3cm程のブラウニーができるはずが厚さ1cm弱の仕上りになっていました。ふわふわのブラウニーのはずが、カッチカチの煎餅みたいになり大失敗したのです。
牛乳をきっちり計るという工程をすっ飛ばした事が失敗につながったのです。このように、手順やマニュアルの内容はちゃんと必要な理由があって、決して省いてはいけないものであるという事がわかります。
ヒヤリとしたり、ハッとする瞬間の原因は、作業工程のアレンジによる場合が多くあります。
マニュアルは安全に作業するために必要な工程で手順が作られてます。取り組んでいる作業がきちんとマニュアル通りの安全な手順かを今一度確認してみて下さい。
ヒヤリハット関連過去記事 ↓↓
(労働保険事務組合)福岡経営者共済会
福岡一人親方共済会