人手不足なのに失業?
少子高齢化にともない労働人口減少が深刻な問題となっています。不足した労働力を補うために各業界でAIロボットの活躍が注目されはじめました。
AIと聞くと近未来を舞台にしたSF映画を想像するかと思いますが、実は約20年前から私たちの身近なところでAIは活躍していました。
1999年に市場に登場した動物形のAIロボットが日本中の注目の的になり、連日ニュースで取り上げられていましたね。新時代のペットとして家族に迎えられた「かわいがる存在」から、今では広範囲な業務を支える「労働力」へと変化しています。
製造業や工場、多方面で様々なロボットをすでに使っている企業がほとんどだと思います。そのロボットと、先ほど出てきたAIロボットとは何がどう違うのでしょうか?
AI(人工知能)とは
人間特有の知的な行為(認識、推論、言語運用、創造など)を実現しようとする技術や研究分野を示す概念
※国内では研究者によって異なる言葉で定義されています。
プログラミングされた作業を正確にこなすのがロボット、一方人間のような知的情報処理をして自ら学習し自動で最適な回答を出すディープラーニングを得意とするのがAIロボット、というイメージです。
日本中で一番愛されてる青色のネコ型ロボットはすごい技術からきっと生まれたんでしょうね!四次元ポケットから色んな道具を出したり、どら焼きを食べられるロボットが誕生するのは今の時代では難しいですね。
話を再びAIに戻しますね!
労働人口が減っていく中でAIの存在は救世主のような存在のはずが、近年こんな言葉をチラホラ耳にします。
「AI失業」
AIが進歩して将来多くの仕事がAIに奪われ、多くの労働者が失業するのでは・・・と。
基本的にパターン化された単純作業の繰り返しが多い業種は、人を雇用するよりAIの方が正確で効率的です。そういった事から「AI失業」は起こる可能性はゼロとは言えないのが現実です。
人手不足を補う為にAIが導入され、AI導入によって人員削減が起き失業する。なんともおかしな展開ですよね。
AIがいくら優秀でも私たち人間にしかできない事はたくさんあります。
これを機に、自分にしかできない事は何かを考えワークライフバランスの一環としてスキルアップに時間を使ってみてはどうでしょうか?
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