労働災害が起きたら STEP③(一人親方)
おはようございます。
一人親方のみなさんが働く建設業の現場は常に危険と隣り合わせです。
どんなに気を付けても予期しない事故が発生してしまいます。
一人親方の会員様より、「万が一事故があった時の流れを事前に知っておきたい」との声を多数いただくので、現場で労働災害が発生後の流れSTEP①~④を全4回にわたってご説明したいと思います。
STEP① 労災事故発生
STEP② 病院で受診
STEP③ 書類の作成・手配 ←今日はココ
STEP④ 労災書類を病院・薬局へ提出
記入して頂いた災害発生報告書を元に、当グループの社会保険労務士事務所と共に書類作成・手配致します。
災害発生報告書記入事項はどれも正確な情報が必要ですが、事故の発生状況と発生の原因は特に重要な項目です。正しい情報が伝わらず労災認定について誤った判断がされる可能性がある為、正確に伝わるよう記入することに注意しましょう!
あと「現認者」を特定しておきましょう!((現認者とは、災害発生に事実を確認した人)
直接事故現場を目撃してなくても現場に一緒にいた人であれば、その現場で事故が発生した証明となるので現認者になる事ができます。
事故発生時、周りに誰もいなかった場合はどうなるのでしょうか?
このような場合は、最初に事故の報告を受けた人を現認者とすることができます。一人親方の場合は、元請の責任者等に報告しますので、元請責任者の役職・氏名を現認者の欄に記入する事ができます。
(労働保険事務組合)福岡経営者共済会
福岡一人親方共済会