労働災害発生状況(4月速報値)
おはようございます!
厚生労働省のホームページで令和4年労働災害発生状況(4月速報値)が発表されてます。
※令和4年1月1日から令和4年3月31日までに発生した労働災害について、令和4年4月4日までに報告があったものを集計したもの
もうすでにご覧になってる方も多いと思いますが、改めて労働災害がとても身近で起こる危険という事を意識して頂けたらと思います。
(厚生労働省ホームページより)
労働者死傷病報告と死亡災害報告、両者とも前年同期比で25%以上増加となっています。
25%以上と聞いていまいちピンときにくいですが、消費税が25%に上がると聞いたら凍りついてしまいませんか?そのくらい25%という数字はとても大きいものと思ってください。
業種によって危険度は変わってきますが、常に危険が身近にあるという事は一律同じです。それでは次のグラフで労働災害の内容の内訳(型別)をみてみましょう。
(厚生労働省ホームページより)
死亡災害と死傷災害それぞれの上位3位内に共通してランクインしているのが「墜落、転落」です。墜落・転落の件数が圧倒的に多いのは建設業ですが、他の業種でも墜落・転落は発生しています。
オフィスや店舗など建物の階段における墜落・転倒があります。商品の陳列・倉庫内業務・電球の交換など脚立を使う高所作業でも起こりうる災害です。
このように、100%安全な業種というのはありません。
作業をする時の危険のリスクは、「慣れ」によってグッと高くなるものだと思います。
安全の配慮、確認、注意を改めて意識して、キュッと気を引き締めていきましょう!
詳細は厚生労働省ホームページにてご確認下さい。
厚生労働省ホームページ
(労働保険事務組合)福岡経営者共済会
福岡一人親方共済会