労災保険って…何の保険?②
前回は労災保険の労働災害と給付の種類についてご紹介しました。ちょっぴりおさらいしましょう!
- 労働者が業務中や通勤途中に負傷したり病気になったり、あるいは不幸にも死亡された場合に、被災労働者や遺族の方に必要な保険給付を行うのが労災保険でしたね。
- 給付の種類がたくさんありましたね。
今日は、その労災保険の保険料についてお話したいと思います!
労災保険料は、
- 保険料は事業主が全額負担
- 保険料(原則)=賃金総額×労災保険率
- 業種によって労災保険率は異なる
【保険料は事業主が全額負担】 労働者は1円も負担する必要はありません。
【業種によって労災保険率は異なる】室内で書類作成等を行う事務作業と、建設現場でビルを建てる作業、どちらが事故のリスクがありますか?もちろん後者ですね!このように業種によって労働災害が発生する危険度が異なるので労災保険率に違いがあるんです。
業種によって労災保険率に大きな幅があります
危険リスクが高いと保険率も高いということね!逆に危険リスクが低いと保険率も低いということね!
業種によって異なる労災保険率の表を見てみましょう!皆さん、自分がどれに該当するか厚生労働省のHPで調べてみてくださいね。
細かく業種が分類されていますね!皆さんの事業の労災保険率はどうでしたか!?
保険率が高い方は、危険リスクが高い業務という事を意識して安全に心掛けてくださいね!
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(労働保険事務組合)福岡経営者共済会