足場点検者の指名の義務化
労働安全衛生規則の改正により、今年の10月より建設現場での足場点検者の指名義務が施行されます。
労働災害の中で墜落・転落による死亡災害、死傷災害が最も多く占めており、墜落・転落災害対策は建設現場の大きな課題です。こうした問題が今回の改正の背景となっています。
形だけとなってる足場の点検を、あらかじめ指名した点検者によって確実に行い、点検の抜けや漏れを防ぐことにより、墜落・転落災害の防止を目的としています。
誰が点検しても良いというわけではなく、足場について十分な知識と経験を持つ足場の作業主任者等を選ぶ必要があります。
足場の組立て・解体・変更をする際の点検後に、点検者の氏名を記録し保存することも義務付けられます。
詳細は厚生労働省のホームページ、又は最寄りの労働基準監督署にて確認されて下さい。
(労働保険事務組合)福岡経営者共済会
福岡一人親方共済会