作業の前に安全帯の点検を!
おはようございます!
作業中に安全確認しましょう!といつも口を酸っぱくして言っていますが、今日は作業に入る前の安全確認についてお話します。
何の確認かというと、皆さんが作業現場に入る際、身に着けている安全帯の確認です。
安全帯とは、墜落制止用器具です。
高所作業において墜落や転落などの労働災害を防止するための保護具。
安全帯は、万が一の時に命を守ってくれる大切なものです。
安全帯には使用期限・耐用年数があるのできちんと点検確認は重要です。劣化してしまっては、大切な命を守る事ができなくなります。
一度でも大きな衝撃を受けている場合、新しい安全帯に取り替える事をお勧めします。
▼作業前に確認・点検する際、次の項目を参考にしてみて下さい▼
※損傷:1mm以上の摩耗、摩滅、切り傷等
① ベルト |
損傷の確認 |
② ロープ・ストラップ |
キンク・型崩れ・損傷・溶融の確認 |
③ バックル |
締まり具合の悪いもの、変形、損傷、スムーズに作動するかの確認 |
④ フック |
外れ止め装置の開閉作動、安全装置が正常に作動するか、損傷の確認 |
⑤ 環類 |
変形、損傷の確認 |
⑥ 巻取り器 |
ストラップの巻き込み、引き出しが正常に作動するか、ベルト通し環が破損してないか |
ちょっとの傷くらいまぁいいか、
短時間の作業だしまぁいいか、
慣れてるからまぁいいか、は取り返しのつかない重大事故を引き起こします。
建設現場や、高所での作業は常に危険と隣り合わせという事を決して忘れてはいけません。大切な命を守る為に、保護具の点検・確認は徹底しましょう!
(労働保険事務組合)福岡経営者共済会
福岡一人親方共済会