労務費率とは?
おはようございます!
以前、労災保険とは何?
労災保険は誰が負担する?
労災保険料のはどうやって算出する?
などについて説明しました。労災保険って何の保険?②
労災保険料はとてもシンプルな計算で算出できます。
賃金総額×労災保険率=労災保険料
請負による建設事業の場合、元請負人が工事全体の支払賃金総額を正確に把握することは困難です。
そこで登場するのが、労務費率!

【賃金総額の特例】
請負金額に労務費率を乗じたものを賃金総額とすることが認められています。
請負金額×労務費率×労災保険率=労災保険料
※労働保険事務組合委託事業所の、特別加入へ加入ケースではないものとする
つまり、「請負金額×労務費率」が賃金総額にあたるんですね!
同じ建設業でも事業内容によって労務費率も変わってきます。
保険料を算出する際は、業種の労務費率と保険率を確認しましょう!
3年に1度、労務費率を見直す調査が実施されています。厚生労働省のHPでこまめに確認しましょう!
(労働保険事務組合)福岡経営者共済会