誰の差し金だ!!
「誰の差し金だ!!」
映画やドラマでこんなセリフ聞いたことありませんか
大体、悪役が言われてるセリフな気がします。
「差し金」ときいて真っ先に頭に浮かぶのは大工さんが使う道具の差し金ですね!
L字型をした金属製のものさしです。直角のみならず30°、45°、60°も測れるスグレモノです。
DIYが流行りだして、大工さんじゃなくても持ってる方が多いのではないでしょうか。
実は「誰の差し金だ!」の「差し金」は大工さんが使う道具の差し金ではないんですよ。
日本の伝統芸能、人形浄瑠璃のからだそうです。
え!なんで人形浄瑠璃!?
と思ったアナタ、安心してください、みんなそう思ってますよ。
人形浄瑠璃とは、頭のてっぺんまで真っ黒な恰好した黒子が美しい人形の裏で人形を操って表現する芸能です。
黒子が人形の腕や指を動かして操る時に用いる細長い棒を「差し金」と呼ぶそうです。これが転じて、陰で人に指図して操ることの意味になったんですね!
「裏で糸をひく」と同じですね!こちらはマリオネットのような操り人形の糸からきてるんでしょうね。
鏡のォ~中の♪と歌いたくなった方は続きはカラオケでお願いします。
様々な個性を認め合う時代となってきました。誰の差し金でもなく自分を表現できる環境があたりまえにある職場づくりをしていきましょう!
(労働保険事務組合)福岡経営者共済会
福岡一人親方共済会