飲食業界DX
2020年から現在まで、新型コロナウイルスの流行により私たちが暮らす社会では様々な変化がありましたね!
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、学校ではオンライン授業になり、入学式などの学校行事は人数制限ができました。
また地域では歴史のあるお祭りが中止になり、観光地では観光客が来なくなり、集まってお食事会・飲み会など人と接する機会がグッと減りましたよね。
そして在宅勤務やサテライトオフィス勤務、モバイルワーク、といったテレワークがたくさんの企業で導入されて働く環境に変化がでてきました。
二の足を踏んでなかなか進まなかった働き方改革が、皮肉にも新型コロナウイルスの登場で急速に進みだしたような気がします。
ですが、導入することが厳しい業種もあり、その代表として販売業界や飲食業界が挙げられます。今日は後者の飲食業界の働く環境の変化に注目してみましょう!
飲食業界のDX
飲食業界では、テレワークなど「働き方」導入のかわりに、接客時の接触の仕方に大きな変化がありました。
人手不足を解消するとともに、人と人の『密』を避けるために注目されている代表的なDXは、
- キャッシュレス決済
- 非接触型オーダーシステム
- フードデリバリーサービス
キャッシュレス決済
クレジットカードやICカード、スマホで決済
現金は多くの人の手に接触して流通している為、お金を介して新型コロナウイルスに感染するのではないかと不安を感じる人が増えました。そういった理由から、感染拡大とともにキャッシュレス決済の利用が広まったのではないかと思います。
接触型オーダーシステム
タブレット端末、スマホでオーダー
タブレット端末から注文する非接触型オーダーシステムは、大型飲食チェーン店などで導入されてる事が多い気がします。お店の方とお客さんが接触しないので、お互いに感染リスクと不安が減少したのではないでしょうか。
最近では「スマホから注文、スマホで決済」という便利なシステムを導入する店舗も増え、キャッシュレス決済に加えレジレス店舗が飲食業界の新しいビジネスモデルの1つとして注目されています。
フードデリバリーサービス
アプリで注文・決済して配達されるサービス
以前は自店舗のスタッフが配達する出前はありましたが、ウィズコロナ時代になり店舗と配達人が別々のフードデリバリーサービスの需要は一気に加速しました。店舗を持たず、ひとつの厨房でいくつかの看板を掲げる「ゴーストレストラン」のビジネスモデルは飲食業界のDXの1つと言えるでしょう。
まとめ
それぞれのDXを見てみると、フードデリバリーサービスは全ての要素を兼ねていますね!
その時代に合ったビジネスモデルの新しい変革を目的に、飲食業界のDXは日々進化しています。
私たちが生きていく中で食べることはとても大事なことです。その中でも外食は楽しみであり、日々の生活に潤いをもたらします。外食産業で今後どんな新しい風が吹くのかとても楽しみですね!
(労働保険事務組合)福岡経営者共済会
福岡一人親方共済会